悪魔 バルバトスについて

名:バルバトス(Barbatos) 序列:8 爵位:公爵 惑星 :金星 星座:双児宮そうじきゅう(ふたご座)





バルバトスとは

バルバトスとは悪魔学における悪魔の一人で、『ゴエティア』に記載された「ソロモン72柱の悪魔」の1柱を担う魔神である。

『ゴエティア』によるとバルバトスは地獄の魔神30個軍団を支配する序列第8の悪魔にして、偉大なる地獄の公爵であると言う。

また、彼は太陽が人馬宮じんばきゅう(いて座)にある時に、4人の高貴な王達と彼等の軍隊を供に引き連れて現れるそうだ。

見た目に関しての記述は『ゴエティア』にはないが、他の有名な魔導書によると、バルバトスは弓を持った「射手しゃしゅ」または猟銃を持った「狩人」のような姿をしていると言われているようだ。

次に彼の持つ能力や術者にもたらす恩恵についてだが、彼は鳥のさえずりや犬の鳴き声など、ありとあらゆる動物の言葉を理解する能力を術者に授けるという。

他にも、彼は過去に起きた全ての物事やこれから起こる全ての物事を知っており、友人たちや権力者どうしを和解させたりもするそうだ。

さらに、魔術師の魔術によって隠された財宝の在処ありかを暴く事が出来るという。

さて、術者に動物の言葉を理解する能力を授けるバルバトスは、動物好きの人なら一度は絶対に呼び出したいであろう悪魔ではあるが、彼を召喚してその力を借りたい者は彼(下記)の印章を羊皮紙ようひしまたは金属板に書いて身に着けておかなければならず、もしも怠った場合は彼を従える事は出来ず、恩恵は受けられないそうなので注意されたし。

ちなみに、バルバトスもまた他の多くの悪魔たちと同じように堕天使であり、以前はは力天使りきてんしの階位にあったそうだ。

そして、悪魔となった後もその権能けんのうの一部を保持しているそうだ。

なお、力天使とは9つある天使の階級の中で、上から5番目に偉いとされる天使達の総称である。

以下に天使の階級をまとめたものを記載しておくので参考にして欲しい。

上位三隊「父」の階層

熾天使してんし

智天使ちてんし

座天使ざてんし

中位三隊「子」の階層

主天使しゅてんし

力天使りきてんし

能天使のうてんし

下位三隊「聖霊」の階層

権天使けんてんし

大天使だいてんし

天使


備考

19世紀フランスの文筆家ぶんぴつかコラン・ド・プランシーによって書かれた悪魔解説書『地獄の辞典』のバルバトスの項目の挿絵には猟銃を持った狩人のような姿で描かれているが、作者のコラン・ド・プランシーは同書の中で、バルバトスはロビンフット伝説から生まれた悪魔だと紹介しているそうだ。

しかし、ロビン・フットはの名手なので、猟銃使いではないはずだ。

バルバトスを射手(ロビン・フット)のような姿であると描写しているのは、『ゴエティア』と関係の深い魔導書『悪魔の偽王国(ヨハン・ヴァイヤー著)』である。

※『地獄の辞典』におけるバルバトス肖像

ちなみに、先ほど記述した動物の言葉を理解する能力もそうだが、バルバトスに関する見た目や能力、特徴などの記述はとにかく「狩り」をイメージさせるものが多いと言われている。

例えば『地獄の辞典』には、バルバトスと共に現れる4人の高貴な王は角笛の音と共に現れると記述されているが、角笛は狩りの時に合図として使用されるものであり、これも「狩り」をイメージさせるものだ。


参考文献

・英語版ゴエティア 英訳:マクレガー・メイザース

・魔導書ソロモン王の鍵 編著者:青狼団

・萌える!ソロモン72柱の魔神事典 著者:TEAS事務所

・Wikipedia等





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