サンタクロースの弟子とも言われる妖精 ブラウニーについて分かりやすく記述していく

ブラウニーとは

ブラウニーとは英国の伝承に登場する妖精の一種である。

ブラウニーはhouseholdハウスホールド fairiesフェアリース(家憑き妖精)の中で最も一般的によく知られた妖精で、家主が寝てる間に家事や農業などの手伝いをしてくれるそうだ。

彼等が憑いた家は必ず繁栄すると言われているが、ブラウニーはすぐに気分を害して去ってしまうので、ずっと家にいて欲しいなら扱いには注意する必要があると言う。

また、悪戯をしたり、だらしない家主の顔を寝てる間につねったりする事もあるらしい。

大きさの描写については時代と共に大きく変化して来たらしく、最も古い伝承によると、人間と同じくらいの大きさ、またはそれよりも大きいとされているが、近年では30センチ~1メートルほどの大きさであると言うのが一般的であるそうだ。

ちなみに、ブラウニーは基本的に単独で行動をする妖精なので、同じ家に2体以上のブラウニーが憑く事は非常に稀であると言われている。

見た目・特徴

伝承に登場するブラウニーの見た目や特徴は様々であるが、一般的に醜いと言われている。

また、肌の色は茶色で、全身が毛むくじゃらで常に裸、またはボロボロの服を着ているそうだ。

大きさについては先ほど記述したように、近年では人間よりも遥かに小さいとされているので、ブラウニーは犬や猫などの動物を飼っている家には住み憑かないと言われている。

なぜなら、小さな彼等にとって犬や猫は脅威きょういになるからだそうだ。

好物はミルククリームお粥などで、家主は家事や農業の手伝いをして貰う代わりにそれ等の食べ物や飲み物をブラウニーに提供する事が決まり事であるそうだ。

一晩でも食べ物や飲み物を提供する事を忘れてしまうと、ブラウニーは去ってしまい、もう二度と戻っては来ないだろうと言われている。

また、ブラウニーは暖炉の傍にいる事が多いので、食べ物や飲み物は暖炉の傍に置いておくと良いそうだ。

やってはいけない事

ブラウニーが家に住み憑いて悪い事はほとんどない。

たまに悪戯をしたり家主をつねったりするが、家事や農業などの手伝いをしてくれるし、対価もミルクやクリーム、お粥などで良い。

多くの人がブラウニーに住み憑いて欲しいと考えるはずだ。

しかし、冒頭で記述した通り、もしもブラウニーがあなたの家に住み憑いてくれたとしても、扱い方を間違えると直ぐに去ってしまうだろう。

そこで、以下にブラウニーに対してやってはいけない事として有名なものを幾つか紹介する。

「やってはいけない事」

1.ブラウニーが働いている所を観察する事

2.ブラウニーを批判する事

3.ブラウニーに名前を付ける事

4.ブラウニーに衣服の贈り物をする事

5.ブラウニーを笑う事

6.ブラウニーに食べ物や飲み物を適切に与えない事

こちらとしては親切のつもりでも、ブラウニーに名前を付けたり、衣服を贈ったりすると、彼等は侮辱されたと感じてしまうのでいけないらしい。

また、妖精は基本的に一目に触れる事を嫌うので、働いている所をこっそり除くのも駄目だそうだ。

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