ブラウニーとは
ブラウニーとは英国の伝承に登場する妖精の一種である。
ブラウニーはhousehold fairies(家憑き妖精)の中で最も一般的によく知られた妖精で、家主が寝てる間に家事や農業などの手伝いをしてくれるそうだ。
彼等が憑いた家は必ず繁栄すると言われているが、ブラウニーはすぐに気分を害して去ってしまうので、ずっと家にいて欲しいなら扱いには注意する必要があると言う。
ブラウニーとは英国の伝承に登場する妖精の一種である。
ブラウニーはhousehold fairies(家憑き妖精)の中で最も一般的によく知られた妖精で、家主が寝てる間に家事や農業などの手伝いをしてくれるそうだ。
彼等が憑いた家は必ず繁栄すると言われているが、ブラウニーはすぐに気分を害して去ってしまうので、ずっと家にいて欲しいなら扱いには注意する必要があると言う。
バン・ティーとは主にアイルランドの伝承に登場する女性の妖精の事である。
バン・ティーはhousehold fairies(家憑き妖精)の一種で、家事の手伝いをしてくれるとても善良な妖精であると言われている。
特に、日々の育児や家事で疲れ切った子持ちの女性や孤独なお年寄りの女性の家に住み憑き、家事の手伝いや世話をしてくれるそうだが、時には同じような境遇の男性の家に憑く事もあると言う。
バリーボッグとはアイルランドやウェールズ、コーンウォール、イギリス北部、マン島などの伝承に登場する妖精の一種である。
沼地や泥炭湿地に住む妖精で、それ等の地域の番人であるとも言われている。
バリーボッグは国や地域によって様々な呼び名で呼ばれる事もあり、例えば、コーンウォールやウェールズなどではPeat Fairyなどと呼ばれ、これは直訳すると「泥炭の妖精」という意味になる。
キルムーリスとはスコットランドの伝承に登場する妖精の一種である。
スコットランドの国境地方(Anglo Scottish Border)に伝わる妖精で、主に低地地方の粉ひき場に住むと言われている。
アンクーとはコーンウォールやウェールズ、アイルランドやブルターニュ(フランス北西部の半島)などの伝承に登場する死を司る精霊の事である。
また、アンクーは死を擬人化した存在とも言われ、死神やグリムリーパーなどの特徴と一致する部分が多く、同一視される事もあるが、死神やグリムリーパーなどとは根本的に異なる存在である。
フーアとはアイルランドやスコットランドの伝承に登場する妖精、または精霊の一種である。
Fuathはスコットランドのゲール語で「hate(憎しみや嫌悪)」を意味する悪意のある水の妖精で、アイルランドとスコットランドの海や川、湖や入江に生息していると言われている。
スルーアとはアイルランドやスコットランドなどの伝承に登場する精霊の事である。
精霊とは木や水などの自然に宿る魂などの事を指すだけの言葉ではなく、死者の魂を指す事もある。
スルーアはspirits of restless dead「休まる事のない死者の魂(精霊)」であり、
アイルランドでは何千年も前から、スルーアはこの世で最も恐ろしい精霊だと伝えられて来た。
クラリコーンとは主にアイルランドの伝承に登場する妖精の一種である。
酒好きの妖精として有名であり、醸造所や酒場、ワインの貯蔵室などに住み着き、ありったけの酒を飲み干すと言われている。
アスライとは主にイングランドのShropshireやCheshire、コーンウォールなどの伝承に登場する水の妖精または精霊の事である。
国や地方によってAsraiはAsrey, Ashray, Azraiなどと呼ばれる事もある。
一説によると、アスライは太陽の光を浴びると溶けて水になってしまうので、普段は海や湖の深いところで暮らしているという。
ファー・ダリグとはアイルランドの伝承に登場する妖精の一種である。
同じくアイルランドの伝承に登場するレプラコーンやクラリコーンなどと姿形、特徴などが似ているので近い関係にあると言われている。
また、他の多くの妖精と同じようにファー・ダリグは悪戯好きであり、人間を驚かせたり怖がらせたりする事があるが、時に悪戯では済まされないような悪行をする事もあるそうだ。