詩「地下のダイナー」

もしもあなたが石畳が敷き詰められた美しい高台で目が覚めたなら、すぐに逃げた方が良い

そこには真に恐ろしいモノが潜んでいる

周りには町民や観光客らしき人達が大勢いるから大丈夫だって?

とんでもない!

夕暮れ時になればそこには人っ子一人いなくなる

そして彼が現れ、あなたは真の恐怖を味わうだろう

捕らわれればあなたは町の記憶の一部となって未来永劫彷徨い続ける事になる

それが嫌なら今すぐに逃げた方が良い

どこへ逃げれば良いかだって?

夕暮れ前に町を出られないなら、せめて、出来るだけ遠く高台から離れた方が良い

道中何を見聞きしても決して立ち止まらずに無心で走り続けなさい

運が良ければ地下へ続く食堂を見つけられるだろう

そこで双子の姉弟に会えたならもう大丈夫

彼等は気まぐれな救い手、双子の天使

 

 

 

 

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