ハゲ/薄毛に悩む男性に送るエール「ハゲたっていいじゃないか」

私は現在31歳で比較的まだ若いとは思いますが、それでも身体的な衰えは日々感じております。

特に内臓系は20代の頃と比べて確実に弱くなっていますね。

先ず、ご飯が全然食べられなくなりました。

出先とかで無理して食べると確実に胃もたれを起こしてしまいます。

私は幼い頃から食べる事が何よりも好きだったので、非常に悲しいです。

そして、20代の頃と比較して明らかに変化したものがもう一つあります。

それは髪の毛(毛量)です。

もう、これは火を見るよりも明らかで、つむじ周りの毛量は減少し、おでこも確実に広くなりました。

「薄くなり始めたな」と自覚するようになったのは28~29歳くらいからで「あ、もう10年以内にハゲ散らかすな」と確信したのはつい最近です。

普段髪の毛ってあまり意識していなかったんですけど、つい先日、犬の散歩をしている時にカーブミラーに映った自分の頭部をふと見た時に「つむじハゲてるやないか!」となりました。

その後、家に帰ってすぐにスマホで普段は見えない脳天や後頭部の動画を撮って確認したんですよ。

そしたらやっぱり「つむじハゲてるやないか!」となりましたね。

おでこが広くなって来ている事には気づいていましたが、まさかつむじ周りの毛量がこんなに減少しているとは思ってもみませんでした。

でも案外、というよりも全然ショックは受けませんでしたね。

正直ハゲても全然良いです。

世の中の多くの方が「ハゲたくない!」と考えている事は知っていますが、でもちょっと待ってください。

ほんの数百年前までこの日本ではあの脳天つるっぱげの「ちょんまげスタイル」が恰好よしとされていたんですよ!?

それが明治になって欧米文化が庶民の暮らしに根付くと共に、だんだんと「ちょんまげ=恰好よし」から「ちょんまげ=ダサい」そして「ちょんまげ=爆笑」へと変化していったんです。

言ってみればこれは洗脳ですよ!

だって元々は「格好良いもの」だったのに、欧米列強の思想が蔓延した事によって急に評価が変わったんですから。

多分リトルグレイのような宇宙人が地球を侵略したらスキンヘッドが流行するでしょうね。

これは冗談ではなく、割とマジでそう思ってます。

ご存じの通り、人間って超社会的な動物なんですよ。

だから、価値観とか常識とかをやたらと共有したがりますよね。

そして、その価値観や常識っていうのは支配階級にある者達が決めるのが世の常なので、もしも宇宙人が地球を侵略したら、先ず間違いなく彼等の価値観や常識が一般的になります。

だって、人間の科学力じゃどうやったって宇宙人様には勝てませんからね。

支配されて洗脳されるのは目に見えてます。

まあハゲかけている私からすればスキンヘッドが流行するのは悪い気はしませんけどね。

ところで、みなさんは何故ちょんまげがあのスタイルなのかご存知でしょうか?

私もこの本を書くまでは知らなかったのですが、先ず、頭頂部をつるっぱげにしたのは兜を被る時に頭が蒸れないようにする為だったそうです。

そして、あの頭頂部に”ちょん”と置かれたきゅうりみたいなやつ(まげ)に関してですが、あれは元々は冠(聖徳太子が被っているようなやつ)の中に結った髪の毛を全部入れて固定するための工夫の賜物だったそうです。

いや~私はね、このように古来より伝わる日本の文化や伝統を忘れてはいけないと思うんですよ。

かく言う私も10代20代の頃は欧米文化にうつつを抜かしておりましたが、30代になって(髪が急激に薄くなり始めて)ようやく日本の素晴らしさ、日本の文化や伝統の奥深さが分かって来たような気がします。

まあドラマや映画なんかは今も海外ものの方が好きですけどね。

と、まあ話が少しそれましたが、要は、私が言いたいのは「日本男児なら頭頂部のハゲは恥ずかしがるよりも誇りに思え!」という事です。

ハゲたらちょんまげにすれば良いんですよ。

もしも私が街中でちょんまげの男性に遭遇したら間違いなく「粋だね~」と思う事でしょう。

ちなみに、言うまでもなくちょんまげにするなら服も洋服ではなく和服ですよね。

和服って着たり脱いだりするのにひと手間かかるので、普段着にするのはちょっと面倒くさいかも知れませんが、Tシャツにちょんまげは言語道断です。

コント感が一気に出てしまいますからね。

あ、でも革ジャンにちょんまげは結構いぶし銀かも知れません。

冗談はさておき、ここまで男性目線で話をして来ましたが、女性でも薄毛に悩んでいる人はいますよね?

私も詳しくは知らないのですが、女性と男性では薄毛になる部分や原因が異なるらしいですね。

男性の場合は薄毛が進行すると部分的に「つるっぱげ」になる事が多いですが、女性の場合は基本的に全体的にまんべんなく薄くなる傾向があって、男性のように頭頂部のみが禿げるという事は稀だそうです。

私の母は40代後半くらいから髪の毛が薄くなり始めて、今は50代半ばなのですが、彼女の場合も部分的にハゲているというよりは全体的に薄くなっているという印象ですね。

日の光などにさらされると地肌が時々見えるというような感じです。

男性と女性とでは見た目や身だしなみに関する意識が異なるので、男性目線で「気にするな!」などとは軽々しく言えないですよね。

ましてや薄毛に悩む女性に「ちょんまげにすれば良い」なんて口が裂けても言えません。

なので、私がここで書いている内容は男性に向けたメッセージであると考えてくださいね。

とは言っても女性に対しても言いたい事はあります。

それは禿げた男性を「優しく受け入れて欲しい」という事です。

ここで我々男性が禿げたくない理由の核心に迫りますが、我々男性が「禿げたくない!」と思う最大の理由はどこまで行ってもやっぱり「女性にモテたい!」という願望が根底にあるんですよ。

現代ではやっぱり、髪の毛ふさふさで若々しい男性の方が圧倒的に評価されて、禿げた男性は恋愛対象にすらならないというようなケースも多いですよね。

なので、もしも世の中の女性が禿げた男性の大和男児的な魅力に気が付いて受け入れてくれさえすれば、多分薄毛に悩む男性はいなくなると思います。

全員が受け入れてくれなくても良いんですよ。

ほんの2~3割程度の世の中の女性が受け入れてくれるだけで十分です。

海外とかでも基本的には髪の毛はあった方が良いという女性の方が多いですが、それでも日本人女性よりは圧倒的に禿げた男性に対して寛容だそうです。

特に、40代以降のスキンヘッド(ハゲ)はお洒落な大人の嗜み的な位置づけになっている事もあるそうです。

まあ、一歩間違えれば反社会的勢力の一員に見られる事もあるそうですが、それは日本でも同じですよね。

基本的に、いかつい男性のスキンヘッドは国内外問わずそういう目で見られてしまう可能性もあるという事です。

なのでやっぱり、ちょんまげ一択ですね。

ちょんまげなら間違っても反社会的勢力の一員に見間違えられる事はありませんから。

もしも日本が昔のようにちょんまげ国家に返り咲けば、薄毛に悩む男性はいなくなり、むしろ「早く禿げたい!」という男性で溢れる事でしょう。

それが、現実的に叶わないなら、もうこれは薄毛の特効薬の開発に賭けるか、さっき私が言ったように、女性の目覚めに賭けるしかないでしょうね。

ここで言う「女性の目覚め」とは禿げた男性の魅力に気づいてもらうという事です。

もちろん、他力本願ではいけませんから、我々男性も努力する必要があります。

肉体や内面に磨きをかけ、男としての価値を高めて、ハゲすらも魅力に変えてしまいましょう。

ただし、無理をする必要はないと思います。

そういった努力を楽しんで出来る人は良いと思いますが、そうじゃなくて何かこう、追い立てられてやるような、必要に迫られてやるような感じなら、もう「ありのまま」でいいじゃないですか。

10代20代の若者がハゲに悩むのなら分かりますが、30代40代以降の男のハゲはもうこれ勲章ものだと思うんですよね。

だってそれは生物として一生懸命に生きた証なのですから。

第16代アメリカ合衆国大統領のリンカーンも言っていたじゃないですか、「人間40歳にもなったら自分の顔に責任を持て」と。

この言葉は、容姿というのは親から与えられたものであるが、どのように生きるかは自分の選択であり、その選択の積み重ねによって容姿は変化していく。

立派に生きれば立派な容姿、風体になり、卑しく生きれば卑しい容姿、風体になる。

そして、人間40歳にもなると人生経験が豊富になるので、それが容姿に顕著に表れる。

だから人間40歳にもなったら自分の顔、容姿に責任を持たなければいけないという事なのですが、これはそっくりそのままハゲにも言える事だと思います。

要はハゲは言ってみれば自分の人生を生きた結果なので、潔く受け入れるのが良い大人の在り方ではないでしょうか?

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