オオアリクイは主に南アメリカに生息する最も大きなアリクイである。
とても穏和な性格をしており基本的に争いを避ける傾向にあるが、襲われたりして身の危険を感じると前肢の強力な鉤爪で応戦するそうだ。
鉤爪は非常に硬く鋭利で強力なので、生息域の被るジャガーやピューマなどの獰猛な肉食獣も滅多な事ではオオアリクイに手を出さないらしい。
今回はそんなオオアリクイの倒し方を考察していきたいと思うので、最後まで楽しんで読んでくれたら幸いだ。
なお、実際に野生動物を悪戯に傷つける事は法律で禁止されているし倫理的にもよろしくないので、あくまで倒し方を考察するだけにしておこう。
もくじ
オオアリクイの基本情報
先ずはオオアリクイの基本的な情報を箇条書でまとめてみよう。
・頭胴長:1~1.2メートル
・尾長:60~90センチメートル
・体重:20~40キログラム
・生息地:中南米
・生息域:密林、草原、沼地
・最高速度:40~50km/h
・視力:悪い
・聴覚:優れている
・嗅覚:非常に優れている
・木登り:苦手
・水泳:得意
・戦闘スタイル:尻尾を支えにして後肢で立って、前肢を広げるように構え、鉤爪を振り回したり、相手に抱きついて締め上げたりして闘う
※構えについては範馬勇次郎をイメージするとよい
考察
冒頭でも言ったが、オオアリクイは基本的にとても大人しい性格をしているのだが、身の危険を感じると前肢の強力な武器(鉤爪)を用いて応戦するそうだ。
実際にオオアリクイが多く生息するブラジルでは過去に猟師などがオオアリクイに襲われて(反撃に合って?)死亡するという事故が何件か起こっているようだ。
どのような経緯でそういった事故が起こったのかは定かではないが、ここで重要なのはオオアリクイは人間を殺傷するのに十分な力を持っているという事だ。
ではそんな危険なオオアリクイとの賢い闘い方についてだが、言わずもがな彼等と正面から打ち合うのは愚の骨頂である。
何故なら、例え最終的に勝てたとしても正面から打ち合えばこちらも重傷を負う可能性が非常に高いからだ。
なので、正面から打ち合うのは絶対に避けて、安全に倒す方法を考えるべきである。
そこで、私が提案するのは「何とかしてオオアリクイの背後に回り、支えである尻尾を攻撃して後肢で立てなくさせる」という方法である。
前項で記述した通り、オオアリクイは尻尾を支えにして後肢で立って闘うので、もしも支えを失い立つ事が困難になれば闘いを続行する事は出来なくなるだろう。
「闘いを続行する事が出来ない=こちらの勝利」という事になるので、これは立派な「オオアリクイの倒し方」という事になる。
最大の問題は向かいあった敵の背後にどうやって回るかだが、これは状況に応じて臨機応変に行動して突破口を見つけるしかない。
例えば地形を利用したり、樹木などがあれば一旦その後ろに隠れて背後に回る隙を伺ったりするのも良いだろう。
オオアリクイの倒し方まとめ
・正面から打ち合うのは絶対に避ける
・背後に回って尻尾を攻撃し、後肢で立てなくする
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