ヌーはアフリカ南東部に生息するウシ科の動物だ。
手足が細長いので余り強そうに見えないが、瞬発力が高く、最高速度は時速６５ｋｍほどにもなる。
また、ヌーには湾曲した一対の鋭い角があるので、優れた瞬発力を活かして突進でもされたら死活問題である。
今回はそんなヌーの倒し方を考察していきたいと思うので、最後まで楽しんで読んでくれたら幸いだ。
なお、実際に野生動物を悪戯に傷つける事は法律で禁止されているし倫理的にもよろしくないので、あくまで倒し方を考察するだけにしておこう。
もくじ
ヌーの基本情報
先ずはヌー(オグロヌー)の基本的な情報を箇条書でまとめてみよう。
・体長：１．５～２．４メートル
・体重：１２０～２９０キログラム
・体高：１２０～１５０センチメートル
・角の長さ：４０～７０センチメートル
・生息地：アフリカ東部
・生息域：草原、低木林
・最高速度：６５ｋｍ/ｈ
・形態：首が太く、頭が大きいので体の重心は前方に傾いている
・戦闘スタイル：ヌーのオス同士闘いでは角を突き合わせたり組み合わせたりして競う
・木登り：出来ない
・水泳：足が着けば水中を歩いて川などを渡る事が出来るが、基本的に体を浮かして泳ぐ事は出来ない
考察
冒頭でも言ったが、ヌーの武器は湾曲した一対の角と瞬発力だ。
そしてその２つの武器を合わせた体当たりは正に殺人的な破壊力を秘めているので、もしも生身の人間がヌーに体当たりされたなら高確率で死んでしまうだろう。
何故なら体当たりによる衝撃に加えて湾曲した鋭い角が体に突き刺さるからである。
ではどのように彼等の体当たりに対処すれば良いのかについてだが、避ける事自体は実はそんなに難しくないだろう。
というのも、彼等は突進して角で相手を突くには顔を下に向けなければ構造的に不可能なので、そうすると前がほとんど見えず、狙いを外しやすいからだ。
次に、素手でどのように仕留めれば良いのかについてだが、相手は体も大きくタフなので生半可な打撃では勝負が長引くだけだ。
そこで私が考えた方法は「首投げを決めて投げ倒す」というものである。
なお、首投げとは相撲の決まり手の一種だ。
この技は相手の首を自分の脇の下に引き込み、そのまま腕を相手の首に巻きつけてねじるようにして相手を投げ倒す技である。
実際の大相撲の試合では軽量の力士がこの首投げを用いて自分の倍ほどもある重量の力士を投げ倒す事もあるので、相手が１２０～２９０キログラムもあるヌーでも上手くやれば投げ倒す事が出来るだろう。
ちなみに投げ倒した後は、相手が立ち上がる前に仕留めた方が効率的だ。
そのまま首を決め続けても良いし、マウントを取って打撃で仕留めても良いだろう。
ヌーの倒し方まとめ
・体当たりに気をつける
・首投げで投げ倒す
・そのまま首を決め続けるか、マウントを取って打撃で仕留める