セイウチは北極海に住む大型の海棲哺乳類だ。
体長は最大で３．６～４メートル、体重は２トン近くにまでなるそうだ。
また、セイウチの牙は一生の間に、毎年約１センチずつ伸び続け、最大で１メートル以上の長さになる事もあるという。
健康な成獣ならその長く頑丈な牙を用いて巨大なホッキョクグマを撃退する事も出来るそうだ。
今回はそんなセイウチの倒し方を考察していきたいと思うので最後まで楽しんで読んでくれたら幸いだ。
なお、実際に野生動物を悪戯に傷つける事は法律で禁止されているし倫理的にもよろしくないので、あくまで倒し方を考察するだけにしておこう。
もくじ
セイウチの基本情報
先ずはセイウチの基本的な情報を箇条書きでまとめてみよう。
・体長：２．３～３．６メートル
・体重：１．２～１．７トン
・牙：３０～１００センチメートル
・生息地：北極海とその沿岸域
・生息域：氷上または陸地
・最高速度(水中)：３５ｋｍ/ｈ
・生態：通常は大規模の群れを形成して暮らす
・食性：肉食
・気性：基本的に穏和だが、繁殖期のオスは攻撃的になりがちである
・皮膚の厚さ：全体的にぶ厚く、部分的に２～５センチメートルほどにもなる箇所もある
・戦闘スタイル：前脚(ヒレ)を用いて上体を起こし、牙を突き立てて闘う
考察
先ず初めに、言うまでもない事だが、セイウチの生息している場所は人間にとって非常に過酷な環境だ。
先ず寒い。
適切な防寒具を身に着けていないとあっという間に死んでしまう寒さだ。
次に、足場が悪い。
セイウチは基本的に氷上もしくは陸地(岩場)で生活をしているので、とにかく足場が悪い。
もしも戦闘中に足を滑らしたり、ひっかけたりして海に落ちたらほぼ１００％死んでしまうだろう。
寒さや、海に転落しないように注意しながら闘わないと、戦闘とは関係のない事で命を落としてしまう事になるので十分に気をつけよう。
では、そろそろ倒し方の考察をしていきたいと思うのだが、その前にもうひとつ、皆さんはセイウチが実は陸地でも思いのほか俊敏に動けるという事をご存じだろうか？
彼等は陸地では前脚(ヒレ)を用いて上体を起こし、這うように進むのだがこれが意外なほど速い。
特に緊急時のスピードは人間がランニングする時の速さと同じぐらいだ。
油断していると、あっという間に距離を詰められて圧倒されてしまうので、彼等が陸地でも俊敏に動けるという事をしっかりと覚えておいた方が良いだろう。
さて、いよいよ最も肝心なセイウチの仕留め方についてだが、勘の良い方ならもうお気づきだろう。
そう、前脚(ヒレ)を狙うのである。
セイウチは歩行する時も攻撃する時も前脚を用いて上体を起こして行うので、前脚を使い物にならなくしてやれば歩く事も攻撃する事も出来なくなる。
なので、手っ取り早く仕留めたい場合は適度な重量のある武器を用いて前脚を潰してしまうと良いだろう。
どうしても武器なしで仕留めたい場合は、かかとに全体重を乗せて前脚を踏んづけてやると良いだろう。
その場合は一発で前脚を潰す事は難しいと思うので、ヒットアンドウェイで、当てて逃げる、当てて逃げるを繰り返せばいずれは仕留められるだろう。
前脚さえ潰してしまえば勝ったも同然なので、それ以上攻撃を加える必要はない。
セイウチの倒し方まとめ
・適切な防寒具を着る
・海に落ちないように気をつける
・前脚(ヒレ)を潰して歩行や攻撃が出来ないようにする
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