芸術家 レオナルド・ダ・ヴィンチについて



レオナルド・ダ・ヴィンチは15世紀から16世紀にかけて活躍したルネサンス期を代表するイタリアの芸術家だ。

あの世界的な名画「モナ・リザ」や「最後の晩餐」などの作者である。

ちなみに、Wikipediaによると「ダ・ヴィンチ」とはヴィンチ村出身である事を意味しているらしい。

なのでレオナルド・ダ・ヴィンチという名は「ヴィンチ村(出身)のレオナルド」という意味になるそうだ。

これは「宮本村(出身)の武蔵たけぞう=宮本武蔵むさし」と同じ発想だろう。

さて、今回はこのようにレオナルド・ダ・ヴィンチについて私が知っている事や調べた事などを簡潔にまとめて分かりやすく紹介していきたいと思うので、最後まで楽しんで読んでくれたら幸いだ。





レオナルド・ダ・ヴィンチの基本情報

先ずは生誕や死没、身長、出身地などレオナルド・ダ・ヴィンチに関する基本的な情報を箇条書でまとめてみよう。

・名前:レオナルド・ディ・セル・ピエーロ・ダ・ヴィンチ

・生誕:1452年4月15日イタリア

・死没:1519年5月2日フランス(67歳没)

・死因:脳卒中

・墓所:フランス、アンボワーズ城

・身長:175センチメートル

・性格:飽きっぽい

・配偶者:なし(生涯独身)

・主な代表作:「モナ・リザ1503~1516年」「最後の晩餐1492~1498年」「ウィトルウィウス的人体図1485年」「白貂しろてんを抱く貴婦人1489~1491年」「受胎告知1472~1476年」「岩窟がんくつの聖母1483~1493年」など

・弟子:フランチェスコ・メルツィ、ジャンジャコモ・カプロッティ、ベルナルディーノ・ルイーニ、ジャンピエトリーノ、チェーザレ・ダ・セスト、ジョヴァンニ・アントニオ・ボルトラッフィオ、マルコ・ドッジョノ、アンドレア・ソラリオ、ジョヴァンニ・アンブロージョ・デ・プレディスなど


優れた知性と飽くなき探求心

レオナルド・ダ・ヴィンチは主に画家として成功を収めた芸術家であるが、その才能は芸術面だけに留まらず、科学的想像力の面でも飛び抜けていたそうだ。

例えば「スクリュー(ネジ)型のプロペラを持つ機械(ヘリコプターの前身)」などは彼の行った研究として最も有名なものの一つである。

なお、彼の残したスケッチと注意書きを元に制作した当該機械は構造的な欠陥や材料などの問題があり飛ぶ事はなかったそうだが、当時回転するプロペラによって上昇するアイデアは前例がなく、これがヘリコプターの原型であると言われているそうだ。

空圧ネジ 1489年

出典 Wikipedia

ちなみに、彼は他にも戦車や湿度計、土木工学、解剖学、光学、流体力学などの研究も行っていたようで、生涯探求心を絶やさなかったという。


主な代表作品たち

モナ・リザ 1503~1516年

出典 Wikipedia

モナ・リザと言えば様々な憶測がなされている世界的な名画だ。

例えばモデルはレオナルド・ダ・ヴィンチ自身であるとか、瞳に何かしらの暗号が隠されているだとか言われているが、実際のところは良く分かっていないそうだ。

最後の晩餐 1492~1498年

出典 Wikipedia

最後の晩餐はマタイによる福音書第26章やヨハネによる福音書第13章に記されているイエス・キリストと12人の弟子による最後の晩餐を題材としたレオナルド・ダ・ヴィンチの代表作の一つであり、また彼が最後まで完成させた数少ない作品の一つでもあるそうだ。

白貂はくてんを抱く貴婦人 1489~1491年

出典 Wikipedia

白貂を抱く貴婦人もまたレオナルド・ダ・ヴィンチの代表作の一つだ。

ちなみに「てん」とはイタチやオコジョなどの仲間であり、毛皮目的で狩られる事も多いそうだ。

受胎告知 1472~1476年

出典 Wikipedia

受胎告知は新約聖書に書かれているエピソードの一つで、天使ガブリエルがマリア(処女)の元へ現れ、彼女がキリストを身ごもっている事を告げ、また、彼女がそれを受け入れている場面を描いたものである。





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