貧乏人の戯言「お金持ちになんてなれなくても良いじゃないか」

ないものねだりと言いますか、貧乏人ほど金持ちに憧れるものですよね。

金があればあれも出来るしこれも出来る。

何よりも悠々自適な暮らしが送れると兎角思いがちですが、例外を除けば世の中の金持ち達の多くは悠々自適とは程遠い日常を送っているのが現実です。

私の母親の彼氏はバーをいくつか経営している方で、年収は数千万ほどと間違いなくお金持ちですが、傍から見てもとても忙しそうです。

バーの営業に加えて、お客さんの接待や近隣の飲食店オーナーとの交流会などがあったりと、とにかく忙しそうです。

まあその方の場合は病気の母親と年老いた祖母の介護もご自分でなさっているので、余計に忙しいのかも知れませんね。

“貧乏人の戯言「お金持ちになんてなれなくても良いじゃないか」” の続きを読む

モテない男女に捧げるレクイエム「モテなくたって良いじゃないか」

今は夏真っ盛りの7月後半。

夏と言えば恋愛の季節、海やプール、遊園地などのレジャースポットに行けばどこを見てもカップルや子供連れの家族ばかり。

おひとり様には少しもの寂しい季節ですよね。

“モテない男女に捧げるレクイエム「モテなくたって良いじゃないか」” の続きを読む

短編小説「血塗られた城」第三章 男と犬と月

男と犬と月

城を後にした男は思う所あって再びあの町へ向かっていた。

………….数時間後

町へ着いた男はすぐに町中の工具店やホームセンター、薬局などを巡り、金属製の部品、穴の開いた型のようなもの、炭、何かの肥料?燃料?などをかき集め始めた。

そして目当ての材料を一通り揃えると男はあの丘の家へと向かった。

再びあの家に戻った男、真っ先に向かったのは旦那の部屋、そこで彼の愛銃S&W M19(コンバット マグナム)とその弾の入った箱から弾丸6発を拝借すると、今度はリビングに向かい、暖炉に炭と燃料、石などをくべて火を焚き始めた。

“短編小説「血塗られた城」第三章 男と犬と月” の続きを読む

短編小説「血塗られた城」第二章 城の過去

城の過去

無人と化した町を抜け、いくつもの田園風景を過ぎ、山間の谷を越え、大きな大きなあの屋敷林に再びたどり着いた男、そこで彼は一人の奇妙な男と出くわした。

昨日の今日、さらにここはあの城のすぐ近くだ。

まともな「人間」な訳がない!この男もあの悪夢の中の登場人物の一人に違いない….

しかし、男は警戒しながらも再び人間と出会えた事にどこか安堵していた。

が、その奇妙な男が一歩、また一歩と近づいて来るに連れて彼の心臓は高ぶり始めた。

“短編小説「血塗られた城」第二章 城の過去” の続きを読む

短編小説「血塗られらた城」第一章 導かれた男

導かれた男

「ザク ザク ザク」

1993年10月、夕暮れ時のある日、黄金色に染まった空の下、男が1人、大きな大きな屋敷林を歩いていた。

見た目はまだ若く、背は170cmくらいでやや細身、髪はボサボサで長い間手入れをした様子は無かった。

荷物はリュックサック一つ、と言っても男はそれを両肩に背負う訳ではなく「これが俺の流儀さ」とでも言う様に、持ち手を掴み、片方の肩にかけていた。

彼の履いていたブーツはボロボロで底から靴下が見えそうなほど磨り減っていた。

“短編小説「血塗られらた城」第一章 導かれた男” の続きを読む

バイトに悩む全ての人に贈る格言「バイトなんて適当で良いじゃないか」

私は30歳になるまでに様々な職種のバイトを経験してきました。

良い機会なのでここに私の職歴、何歳の時に何のアルバイトをしていたのかを記しておきます。

ちなみに今の私はニートの完全体です。

17歳:解体業

18歳:ラーメン屋の皿洗い

19歳:ウォーターサーバーのボトルをトラックに積む仕事

20歳:閉店後のスーパーの清掃

22歳:ガソリンスタンドの店員

23歳:スーパーの鮮魚部門

24歳:スーパーの品出し

25~27歳:スーパーの惣菜部門

28~29歳:牛丼屋の店員

30歳:霊園の清掃

“バイトに悩む全ての人に贈る格言「バイトなんて適当で良いじゃないか」” の続きを読む

ハゲ/薄毛に悩む男性に送るエール「ハゲたっていいじゃないか」

私は現在31歳で比較的まだ若いとは思いますが、それでも身体的な衰えは日々感じております。

特に内臓系は20代の頃と比べて確実に弱くなっていますね。

先ず、ご飯が全然食べられなくなりました。

出先とかで無理して食べると確実に胃もたれを起こしてしまいます。

私は幼い頃から食べる事が何よりも好きだったので、非常に悲しいです。

そして、20代の頃と比較して明らかに変化したものがもう一つあります。

それは髪の毛(毛量)です。

もう、これは火を見るよりも明らかで、つむじ周りの毛量は減少し、おでこも確実に広くなりました。

“ハゲ/薄毛に悩む男性に送るエール「ハゲたっていいじゃないか」” の続きを読む

自殺やうつ病、人の生き死にについて語ります「人はいつか死ぬんだぜ」

日本は先進国の中ではトップクラスに自殺率が高い国だそうです。

最近では有名人の方の自殺なども目立っており、社会的な問題になっていますね。

Twitterなどでは自殺実況のようなものをツイートする方もいて、実際に亡くなってしまったケースも多いみたいです。

“自殺やうつ病、人の生き死にについて語ります「人はいつか死ぬんだぜ」” の続きを読む

恐怖の牛丼

牛丼ってたまに食べたくなるよな。

店に食べに行くのも良いが、俺は断然自分で作る派だ。

調味料はみりんと醤油、それに粉末のだしを少々。

柔らかく煮込んだ牛肉に絡みつくあの甘塩っぱいタレがたまらないんだな。

でも俺はもう牛丼を食べる事は二度とないだろう。

なぜかって?

聞いちまったからだよ…牛丼の声を。

昨日の事だ。

俺は久しぶりに牛丼が食べたくなって自分で作ったんだ。

いざ出来上がって食べようとしたらさ、喋りだしたんだよ…牛丼が。

牛丼というより牛かな。

牛丼/牛「どんな気分だ?」

俺「え….何が?」

牛丼/牛「物も言わぬ罪なき生き物を殺して食べるのはどんな気分かって聞いているんだよ」

俺「そんな事言ったって何か食わなきゃ生きていけないだろ」

牛丼/牛「その何かって言うのは俺達じゃなきゃいけないのか?」

俺「…..」

牛丼/牛「お前たち人間は雑食だ。何食ったって生きていけるだろ?」

俺「…..」

牛丼/牛「何とか言えよ人間」

俺は何も言い返す事が出来なかった。

しばらく黙り込んでいると、最後にそいつは言った。

牛丼/牛「いつか、この地球にお前たち人間を捕食する動物が現れる。その時にお前たちは初めて気づくだろう。家畜化され、家族だと思っていた奴らに殺されて食べられる我々の気持ちがな」

その後はもう何も聞こえて来なかったが、俺はとてもじゃないがその牛丼を食べる気にはなれなかった。

というより、怖すぎだろ。

何なんだよ一体。

俺は今後ベジタリアンとして生きていくと共に、いつか現れるという俺たち人間を捕食する動物の事を世に伝えていこうと心に決めた。

お知らせ

この話を含む詩集をAmazonの公式ストアで販売中です。

興味のある方は下のリンクから商品ページに行けます↓

https://www.amazon.co.jp/dp/B0DHDC9CW2

関連記事

詩「老猫」

遊戯王自作フィギュア「超魔導剣士ーブラック・パラディン」の作り方

先日ファンアートとして遊戯王の「ブラック・パラディン」のフィギュアを作ったので今日はその紹介と作り方や材料などを記事にしていきますので興味のある方は読んでいってください(#^^#)

材料

・軽量石粉粘土

・液体状の粘土(上記の粘土を水で溶いたもの)

・1mm以下のアルミワイヤー(針金)

・紙コップ

使用する道具

・スパチュラ

・平筆

・棒状のやすり※ダイソーに売っている3本入りの小さいやつがお勧め

・カッター

・彫刻刀セット

・プラスティックの作業版

ステップ1:実物の大きさを調べてスケールを決める

フィギュアを作る時は先ずは実物の大きさを調べてから、次に1/12などのスケールに当てはめて考えるのですが、ブラック・パラディンの正式な大きさは公表されてなかったので、大体180~190センチくらいだと仮定しました。

次にスケールですが、私はの場合は今後もたくさんフィギュアを作る事も考えて小さめの1/24スケールで作る事にしました。※デカいと置く場所に困るため

180~190センチを1/24で作ると直立状態で高さは約7.5~8センチになりますが、今回は前傾姿勢になっているのでもう少し低くなります。

ステップ2:デザインやポーズを決める

デザインやポーズは好みで決めて良いので、自分のイメージする「ブラック・パラディン」を作れば良いと思います。

私の場合は初期系のカードイラストをイメージしてデザインやポーズを考えましたが、まるきっり同じではちょっとつまらないので、雰囲気はそのままにして少しオリジナリティを加えました。

ステップ3:ステップ1と2で決めた内容を基に完成図を紙に描く

出来れば左右前後の4面から見た完成図を描いた方が後々楽です。

ここでどれだけ時間をかけてちゃんと描くかでフィギュアの出来が大きく違って来ます。

なお、技術的に上手く描けなくても自分の頭の中で各部パーツの大きさがイメージ出来ればOKです。

また、ディティールは描き込まなくても大丈夫ですが、頭や胴体、手足の長さや太さなどは細かく設定して描かないと後で面倒になるのでしっかり描きます。

ステップ4:顔をざっくり作る

人型のモンスターを作る時は先ずは顔から作って行きます。

先ず、アルミワイヤーを4~5センチくらいにカットします。

次に、頭の大きさ分の粘土を少し丸めてそこにワイヤーを差し込みます。

粘土が硬化前なのでしっかりワイヤーに固定されず、このままでは造形がやりにくいので、この段階ではざっくり目のくぼみ、鼻などの表現を少しだけして後は硬化してから行います。

※画像のものは一度硬化させた後のものなので結構しっかり細かく造形していっています。

硬化したら出来るだけ細かく造形をして行きます。

ステップ5:髪の毛の表現をする

顔の造形がある程度出来たら髪の毛の表現をします。

どうせ後から上にトンガリヘルメットなどを被せて見えなくなるので脳天部分の表現はしなくて大丈夫です。

材料は紙コップです。

ステップ6:首、胴体、頭のトンガリを作る

次に首、胴体部分に粘土を盛って造形します。

ついでに頭のトンガリ部分も作ります。

※髪の毛邪魔だったので一旦外しました(笑)

ステップ7:首元と胸部の鎧部分の造形をする

胸部のトンガリはともかく、首元のトンガリを先に作らないと頭部のトンガリヘルメットの両サイドの表現が出来ないので先に作ります。

ステップ8:ヘルメットの両サイドの造形と後ろのトンガリカバーの造形、肩パッドの造形

ヘルメットの両サイドは首元の鎧部分と繋がるように、現物を見ながら合わせるだけなので簡単ですが、背面のトンガリカバーは一気に作ろうとすると失敗しやすいので、土台から少しずつ建築していくイメージでやります。

ちなみに、トンガリカバーは胸部の鎧部分と繋がるようにします。

肩パッド部分の材料は紙コップです。

ステップ9:手足の第一関節部分を作る

手足も一気に作ると難しいので、第一関節部分から作ります。

ちなみに私のように小さいサイズで作る場合は針金などの芯は基本的に必要ありません。

私は頭と胴体部分には作業性を考慮して針金を使いますが、その他の部分には基本的に使いません。

ステップ10:手足の第二関節を作る

第一関節部分の粘土が硬化したら第二関節部分を作ります。

石粉粘土のフィギュア作りは基本的にちょっとずつ作っては硬化させて、やすり等で形を整えながら作業を進めていきます。

ステップ11:両足を作ってそれぞれくっつける

両足は簡単なので、硬化前にくっ付けても平気ですが、左手は細かい造形が必要なので、硬化させてから取り付けた方が良いです。

ちなみに、右手は剣を持たせるので最後です。

ステップ12:細かいパーツや左手、剣などを作る

ここ等へんで細かいパーツなどを全部作って置きます。

基本的に細かいパーツは全部紙コップを加工して作ります。

後は液状粘土などで表現します。

ステップ13:細かいパーツを全部取り付けて、前後のエプロンみたいな部分の表現をする

細かいパーツを全部取り付けたら前後のエプロン見たいな部分の表現をしていきます。

粘土を薄く伸ばして、ハサミでカットし、手でシワを作って取り付けます。

取り付けた後にスパチュラで細かいシワなどを入れて行きます。

ステップ14:左手、右手、剣を取り付けて完成

左手は予め硬化させたものを取り付けて、右手と剣はドライヤーで硬化させながら腕に固定させます。

最後に気になる部分の修正をしたり、やすりで綺麗に整えたりしたら完成です!

私自身もまだ色は塗っていないので今回の記事はここまでになります。

色塗ったら追記します!(#^^#)