短編小説「血塗られた城」第三章 男と犬と月

男と犬と月

城を後にした男は思う所あって再びあの町へ向かっていた。

………….数時間後

町へ着いた男はすぐに町中の工具店やホームセンター、薬局などを巡り、金属製の部品、穴の開いた型のようなもの、炭、何かの肥料?燃料?などをかき集め始めた。

そして目当ての材料を一通り揃えると男はあの丘の家へと向かった。

再びあの家に戻った男、真っ先に向かったのは旦那の部屋、そこで彼の愛銃S&W M19(コンバット マグナム)とその弾の入った箱から弾丸6発を拝借すると、今度はリビングに向かい、暖炉に炭と燃料、石などをくべて火を焚き始めた。

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短編小説「血塗られた城」第二章 城の過去

城の過去

無人と化した町を抜け、いくつもの田園風景を過ぎ、山間の谷を越え、大きな大きなあの屋敷林に再びたどり着いた男、そこで彼は一人の奇妙な男と出くわした。

昨日の今日、さらにここはあの城のすぐ近くだ。

まともな「人間」な訳がない!この男もあの悪夢の中の登場人物の一人に違いない….

しかし、男は警戒しながらも再び人間と出会えた事にどこか安堵していた。

が、その奇妙な男が一歩、また一歩と近づいて来るに連れて彼の心臓は高ぶり始めた。

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短編小説「血塗られらた城」第一章 導かれた男

導かれた男

「ザク ザク ザク」

1993年10月、夕暮れ時のある日、黄金色に染まった空の下、男が1人、大きな大きな屋敷林を歩いていた。

見た目はまだ若く、背は170cmくらいでやや細身、髪はボサボサで長い間手入れをした様子は無かった。

荷物はリュックサック一つ、と言っても男はそれを両肩に背負う訳ではなく「これが俺の流儀さ」とでも言う様に、持ち手を掴み、片方の肩にかけていた。

彼の履いていたブーツはボロボロで底から靴下が見えそうなほど磨り減っていた。

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バイトに悩む全ての人に贈る格言「バイトなんて適当で良いじゃないか」

私は30歳になるまでに様々な職種のバイトを経験してきました。

良い機会なのでここに私の職歴、何歳の時に何のアルバイトをしていたのかを記しておきます。

ちなみに今の私はニートの完全体です。

17歳:解体業

18歳:ラーメン屋の皿洗い

19歳:ウォーターサーバーのボトルをトラックに積む仕事

20歳:閉店後のスーパーの清掃

22歳:ガソリンスタンドの店員

23歳:スーパーの鮮魚部門

24歳:スーパーの品出し

25~27歳:スーパーの惣菜部門

28~29歳:牛丼屋の店員

30歳:霊園の清掃

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ハゲ/薄毛に悩む男性に送るエール「ハゲたっていいじゃないか」

私は現在31歳で比較的まだ若いとは思いますが、それでも身体的な衰えは日々感じております。

特に内臓系は20代の頃と比べて確実に弱くなっていますね。

先ず、ご飯が全然食べられなくなりました。

出先とかで無理して食べると確実に胃もたれを起こしてしまいます。

私は幼い頃から食べる事が何よりも好きだったので、非常に悲しいです。

そして、20代の頃と比較して明らかに変化したものがもう一つあります。

それは髪の毛(毛量)です。

もう、これは火を見るよりも明らかで、つむじ周りの毛量は減少し、おでこも確実に広くなりました。

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自殺やうつ病、人の生き死にについて語ります「人はいつか死ぬんだぜ」

日本は先進国の中ではトップクラスに自殺率が高い国だそうです。

最近では有名人の方の自殺なども目立っており、社会的な問題になっていますね。

Twitterなどでは自殺実況のようなものをツイートする方もいて、実際に亡くなってしまったケースも多いみたいです。

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恐怖の牛丼

牛丼ってたまに食べたくなるよな。

店に食べに行くのも良いが、俺は断然自分で作る派だ。

調味料はみりんと醤油、それに粉末のだしを少々。

柔らかく煮込んだ牛肉に絡みつくあの甘塩っぱいタレがたまらないんだな。

でも俺はもう牛丼を食べる事は二度とないだろう。

なぜかって?

聞いちまったからだよ…牛丼の声を。

昨日の事だ。

俺は久しぶりに牛丼が食べたくなって自分で作ったんだ。

いざ出来上がって食べようとしたらさ、喋りだしたんだよ…牛丼が。

牛丼というより牛かな。

牛丼/牛「どんな気分だ?」

俺「え….何が?」

牛丼/牛「物も言わぬ罪なき生き物を殺して食べるのはどんな気分かって聞いているんだよ」

俺「そんな事言ったって何か食わなきゃ生きていけないだろ」

牛丼/牛「その何かって言うのは俺達じゃなきゃいけないのか?」

俺「…..」

牛丼/牛「お前たち人間は雑食だ。何食ったって生きていけるだろ?」

俺「…..」

牛丼/牛「何とか言えよ人間」

俺は何も言い返す事が出来なかった。

しばらく黙り込んでいると、最後にそいつは言った。

牛丼/牛「いつか、この地球にお前たち人間を捕食する動物が現れる。その時にお前たちは初めて気づくだろう。家畜化され、家族だと思っていた奴らに殺されて食べられる我々の気持ちがな」

その後はもう何も聞こえて来なかったが、俺はとてもじゃないがその牛丼を食べる気にはなれなかった。

というより、怖すぎだろ。

何なんだよ一体。

俺は今後ベジタリアンとして生きていくと共に、いつか現れるという俺たち人間を捕食する動物の事を世に伝えていこうと心に決めた。

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詩「老猫」

遊戯王自作フィギュア「超魔導剣士ーブラック・パラディン」の作り方

先日ファンアートとして遊戯王の「ブラック・パラディン」のフィギュアを作ったので今日はその紹介と作り方や材料などを記事にしていきますので興味のある方は読んでいってください(#^^#)

材料

・軽量石粉粘土

・液体状の粘土(上記の粘土を水で溶いたもの)

・1mm以下のアルミワイヤー(針金)

・紙コップ

使用する道具

・スパチュラ

・平筆

・棒状のやすり※ダイソーに売っている3本入りの小さいやつがお勧め

・カッター

・彫刻刀セット

・プラスティックの作業版

ステップ1:実物の大きさを調べてスケールを決める

フィギュアを作る時は先ずは実物の大きさを調べてから、次に1/12などのスケールに当てはめて考えるのですが、ブラック・パラディンの正式な大きさは公表されてなかったので、大体180~190センチくらいだと仮定しました。

次にスケールですが、私はの場合は今後もたくさんフィギュアを作る事も考えて小さめの1/24スケールで作る事にしました。※デカいと置く場所に困るため

180~190センチを1/24で作ると直立状態で高さは約7.5~8センチになりますが、今回は前傾姿勢になっているのでもう少し低くなります。

ステップ2:デザインやポーズを決める

デザインやポーズは好みで決めて良いので、自分のイメージする「ブラック・パラディン」を作れば良いと思います。

私の場合は初期系のカードイラストをイメージしてデザインやポーズを考えましたが、まるきっり同じではちょっとつまらないので、雰囲気はそのままにして少しオリジナリティを加えました。

ステップ3:ステップ1と2で決めた内容を基に完成図を紙に描く

出来れば左右前後の4面から見た完成図を描いた方が後々楽です。

ここでどれだけ時間をかけてちゃんと描くかでフィギュアの出来が大きく違って来ます。

なお、技術的に上手く描けなくても自分の頭の中で各部パーツの大きさがイメージ出来ればOKです。

また、ディティールは描き込まなくても大丈夫ですが、頭や胴体、手足の長さや太さなどは細かく設定して描かないと後で面倒になるのでしっかり描きます。

ステップ4:顔をざっくり作る

人型のモンスターを作る時は先ずは顔から作って行きます。

先ず、アルミワイヤーを4~5センチくらいにカットします。

次に、頭の大きさ分の粘土を少し丸めてそこにワイヤーを差し込みます。

粘土が硬化前なのでしっかりワイヤーに固定されず、このままでは造形がやりにくいので、この段階ではざっくり目のくぼみ、鼻などの表現を少しだけして後は硬化してから行います。

※画像のものは一度硬化させた後のものなので結構しっかり細かく造形していっています。

硬化したら出来るだけ細かく造形をして行きます。

ステップ5:髪の毛の表現をする

顔の造形がある程度出来たら髪の毛の表現をします。

どうせ後から上にトンガリヘルメットなどを被せて見えなくなるので脳天部分の表現はしなくて大丈夫です。

材料は紙コップです。

ステップ6:首、胴体、頭のトンガリを作る

次に首、胴体部分に粘土を盛って造形します。

ついでに頭のトンガリ部分も作ります。

※髪の毛邪魔だったので一旦外しました(笑)

ステップ7:首元と胸部の鎧部分の造形をする

胸部のトンガリはともかく、首元のトンガリを先に作らないと頭部のトンガリヘルメットの両サイドの表現が出来ないので先に作ります。

ステップ8:ヘルメットの両サイドの造形と後ろのトンガリカバーの造形、肩パッドの造形

ヘルメットの両サイドは首元の鎧部分と繋がるように、現物を見ながら合わせるだけなので簡単ですが、背面のトンガリカバーは一気に作ろうとすると失敗しやすいので、土台から少しずつ建築していくイメージでやります。

ちなみに、トンガリカバーは胸部の鎧部分と繋がるようにします。

肩パッド部分の材料は紙コップです。

ステップ9:手足の第一関節部分を作る

手足も一気に作ると難しいので、第一関節部分から作ります。

ちなみに私のように小さいサイズで作る場合は針金などの芯は基本的に必要ありません。

私は頭と胴体部分には作業性を考慮して針金を使いますが、その他の部分には基本的に使いません。

ステップ10:手足の第二関節を作る

第一関節部分の粘土が硬化したら第二関節部分を作ります。

石粉粘土のフィギュア作りは基本的にちょっとずつ作っては硬化させて、やすり等で形を整えながら作業を進めていきます。

ステップ11:両足を作ってそれぞれくっつける

両足は簡単なので、硬化前にくっ付けても平気ですが、左手は細かい造形が必要なので、硬化させてから取り付けた方が良いです。

ちなみに、右手は剣を持たせるので最後です。

ステップ12:細かいパーツや左手、剣などを作る

ここ等へんで細かいパーツなどを全部作って置きます。

基本的に細かいパーツは全部紙コップを加工して作ります。

後は液状粘土などで表現します。

ステップ13:細かいパーツを全部取り付けて、前後のエプロンみたいな部分の表現をする

細かいパーツを全部取り付けたら前後のエプロン見たいな部分の表現をしていきます。

粘土を薄く伸ばして、ハサミでカットし、手でシワを作って取り付けます。

取り付けた後にスパチュラで細かいシワなどを入れて行きます。

ステップ14:左手、右手、剣を取り付けて完成

左手は予め硬化させたものを取り付けて、右手と剣はドライヤーで硬化させながら腕に固定させます。

最後に気になる部分の修正をしたり、やすりで綺麗に整えたりしたら完成です!

私自身もまだ色は塗っていないので今回の記事はここまでになります。

色塗ったら追記します!(#^^#)

 

 

遊戯王自作フィギュア「カース・オブ・ドラゴン」の作り方!

先日ファンアートとして遊戯王の「カース・オブ・ドラゴン」のフィギュアを作ったので今日はその紹介と作り方や材料などを記事にしていきますので興味のある方は読んでいってください(#^^#)

材料

・軽量石粉粘土

・液体状の粘土(上記の粘土を水で溶いたもの)

・1mmアルミワイヤー(針金)

・紙コップ

・爪楊枝

使用する道具

・スパチュラ

・平筆

・棒状のやすり※ダイソーに売っている3本入りの小さいやつがお勧め

・1mm径のピンバイス

・彫刻刀セット

・プラスティックの作業版

ステップ1:実物の大きさを調べてスケールを決める

調べてみましたが、カースオブドラゴンの大きさは公表されていなかったので、ブルーアイズやレッドアイズと同じくらいの大きさ、4~6メートルくらいだと推測いて制作しました。

スケールは1/48で、大体7~8センチくらいになりました!

ステップ2:デザインやポーズを決める

これは各自好きに決めれば良いのですが、私は初期のカードイラストの構図が好きなので、そのままデザインさせてもらいました。

各部パーツの大きさや形状などは多少変更したりもしました。

ステップ3:ステップ1と2で決めた内容を基に完成図を紙に描く

出来れば左右前後の4面から見た完成図を描いた方が後々楽です。

ここでどれだけ時間をかけてちゃんと描くかでフィギュアの出来が大きく違って来ます。

なお、技術的に上手く描けなくても自分の頭の中で各部パーツの大きさがイメージ出来ればOKです。

また、細かい部分は描き込まなくても大丈夫ですが、頭や胴体、翼の長さや大きさなどは細かく設定して描かないと後で面倒になるのでしっかり描きます。

ステップ4:胴体部分を作る

先ずは胴体を作っていきます。

カースオブドラゴンは構成パーツも少なく、デザインもシンプルなので完成図を基にどんどん直感的に作って行きます。

ステップ5:頭を作る

次は頭を完成図を基に作ります。

これも直感的にざっくり作って行きます。

目の周りや牙などのディティールは後でやるのでここでは大きさにだけ注意して作ります。

出来たら胴体にくっつけます。

くっつける際は液状粘土をボンド代わりに使うと良く馴染みます。

ステップ6:背骨、尻尾部分を作って胴体にくっつける

背骨みたいな部分は薄く伸ばした粘土を長方形にカットして、1枚ずつ瓦を葺くように貼り付けて造形していきます。

尻尾の部分は胴体のお尻部分にピンバイスで穴を空けて、そこにワイヤーを差し込んでから、粘土を盛っていきます。

その際は背骨と同じように薄く伸ばした粘土を長方形にカットして、1枚ずつワイヤーに巻きつけて造形します。

ステップ7:翼を作る

翼は解体した紙コップに鉛筆で下絵を描いて、彫刻刀で切り取って作ります。

切り取ったらプラスティック板の上にセットして、そこに液状粘土を平筆で塗って硬化させます。

表の粘土が乾いたらひっくり返して、今度は裏面を同じように平筆で塗って硬化させます。

ステップ8:細かい部品を作って、翼と一緒に全部取り付ける

尻尾の先端は紙コップをカットして作り、その他の部分は全部爪楊枝の先端をカットして作ります。

出来たら、好きな順で取り付けて造形は完成です。

ステップ9:気に入らない部分を修正して仕上げる

石粉粘土の場合は色を塗る前ならいくらでもやり直し、修正が出来るので、この段階で自分の納得のいくクオリティーになるまで修正します。

今回の場合は、首の長さが短すぎたのと、胴体部分を太くし過ぎたので、その辺を修正しました。

具体的にはハサミで首と胴体を1度切り離し、首の部分をかさ増しして再度取り付け、胴体部分は翼以下の部分をバッサリカットして、粘土を薄めに塗って修正しました!

ステップ10:色塗って完成

最後に色を塗って完成です!

着色料は何を使っても良いのですが、石粉粘土の場合はアクリル絵の具をお勧めします(#^^#)

遊戯王自作フィギュア「カオス・ソルジャー」の作り方!

先日ファンアートとして遊戯王の「カオス・ソルジャー」のフィギュアを作ったので今日はその紹介と作り方や材料などを記事にしていきますので興味のある方は読んでいってください(#^^#)

材料

・軽量石粉粘土

・液体状の粘土(上記の粘土を水で溶いたもの)

・1mmアルミワイヤー(針金)

・紙コップ

・爪楊枝

使用する道具

・スパチュラ

・平筆

・棒状のやすり※ダイソーに売っている3本入りの小さいやつがお勧め

・カッター

・彫刻刀セット

・プラスティックの作業版

ステップ1:実物の大きさを調べてスケールを決める

フィギュアを作る時は先ずは実物の大きさを調べてから、次に1/12などのスケールに当てはめて考えるのですが、カオス・ソルジャーの正式な大きさは公表されてなかったので、大体180~190センチくらいだと仮定しました。

次にスケールですが、今後もたくさんフィギュアを作る事も考えて小さめの1/24スケールで作る事にしました。※デカいと置く場所に困るため

180~190センチを1/24で作ると直立状態で高さは約7.5~8センチになりますが、今回は腰や脚を曲げているのでもう少し低くなります。

ステップ2:デザインやポーズを決める

デザインやポーズは好みで決めて良いので、自分のイメージする「カオス・ソルジャー」を作れば良いと思います。

私の場合は初期系のカードイラストをイメージしてデザインやポーズを考えましたが、まるきっり同じではちょっとつまらないので、雰囲気はそのままにして少しオリジナリティを加えました。

ステップ3:ステップ1と2で決めた内容を基に完成図を紙に描く

出来れば左右前後の4面から見た完成図を描いた方が後々楽です。

ここでどれだけ時間をかけてちゃんと描くかでフィギュアの出来が大きく違って来ます。

なお、技術的に上手く描けなくても自分の頭の中で各部パーツの大きさがイメージ出来ればOKです。

また、ディティールは描き込まなくても大丈夫ですが、頭や胴体、手足の長さや太さなどは細かく設定して描かないと後で面倒になるのでしっかり描きます。

ステップ4:顔をざっくり作る

人型のモンスターを作る時は先ずは顔から作って行きます。

先ず、アルミワイヤーを4~5センチくらいにカットします。

次に、頭の大きさ分の粘土を少し丸めてそこにワイヤーを差し込みます。

粘土が硬化前なのでしっかりワイヤーに固定されず、このままでは造形がやりにくいので、この段階ではざっくり目のくぼみ、鼻などの表現を少しだけして後は硬化してから行います。

※画像のものは一度硬化させた後のものなので結構しっかり細かく造形していっています。

硬化したら出来るだけ細かく造形をして行きます。

ステップ5:ヘルメットを作って装着する

本当はこういう小物は仕上げの段階で付けた方が作業効率が良いのですが、こういうのから付けていかないと雰囲気がでなくてモチベーションが上がらないので私は先にヘルメットを作って装着しました。

ヘルメットは紙コップを平らに伸ばして厚紙として使用し、そこにヘルメットの展開図的なのを描き込んで彫刻刀で切り取って、さらに液状粘土を塗って硬化させて作りました。

ヘルメットについている3本のびよーんとしたものも同じく紙コップから作りました。

家にあったちょうどいいのが紙コップだけだったので私は紙コップを使っていますが、別に紙コップでなくてもある程度の強度のある厚紙なら何でもいいと思います。

ヘルメットの造形が出来たら、硬化させてから頭に装着します。

ステップ6:首から股関節の辺りまでざっくり造形していく

最初に粘土を首から股関節辺りまでざっくり盛ります。

次に胸の辺りに適量丸めた粘土を2個つけてなんとなく胸の形にします。

都度完成図と照らし合わせながら盛り過ぎた部分は削ぎ落して、足りない部分は足していきます。

肩と胸の辺り、さらに背中の肩甲骨辺りは同時に作って行き、それが終わったら次にシックスパックを作ります。

適量丸めた粘土を6個つけて、慣らして作ります。

男性のもっこりした部分まで表現したら一旦硬化させます。

ステップ7:首から股関節部分までの細かい造形をする

完全に硬化したら盛り過ぎた部分は削ぎ落して、足りない部分は足したり、細かい部分の修正をします。

甲冑を着せたりして見えなくなる部分もありますが、練習にもなるのでちゃんと作って置いた方が良いです。

背中部分にもしっかり肉付けをして自然な形にして一旦硬化させる

ステップ8:ワイヤーを取る

ここで飛び出ているワイヤーを根元から引き抜く事をお勧めします。

慣れてくるとワイヤーなどを芯に使う方が楽に作業が出来ますが、初心者の内はこのワイヤーが邪魔で思うように造形が出来なくなってくるのでない方が作りやすいです。

私が作ったカオス・ソルジャーもワイヤーを抜いてあります。

ステップ9:お尻と腕の上腕部分を作る

完成図と照らし合わせながら腕の上腕部分を作って取り付けます。

形を整えるのは付けた後の方がやりやすいです。

次に適量丸めた粘土を2個お尻の部分に取り付けて慣らします。

ステップ10:太もも部分を作って取り付ける

完成図と照らし合わせながら太もも部分を作って取り付けます。

出来たら一旦硬化させ、硬化したらやすりで削ったり、足りない部分に粘土を盛ったりしてしっかり形を整える。

腕や脚は特に内側の部分が後で修正するの大変になってくるのでこの段階でやっておきます。

ステップ11:手首、足首までの部分を作って取り付ける

これも今までの工程と同じような感じでやって、硬化させてから細かいところを修正します。

ステップ12:剣や盾、甲冑などのパーツを全て作る

この段階まで来たらそろそろ細かいパーツとかを全部作っといた方が良いです。

甲冑も含めて全部紙コップ+液状粘土で作ります。

なお、甲冑は前面部分だけ紙コップで作って、背面と襟みたいな部分は後で作ります。

ステップ13:甲冑を付けて慣らす

ステップ12で作った甲冑を前面に取り付けて慣らして硬化させます。

ステップ14:甲冑の背面、襟部分の表現をする

前面部分の甲冑が硬化したらつなぎ目の部分などの細かい造形をして肩、背中と繋がるように粘土で表現していきます。

背面の表現は細長く丸めた粘土を甲冑の一番下部の部分に取り付けるだけでOKです。

襟は薄く伸ばした粘土を適切な長さの長方形にカットして、首に巻くようにして取り付けます。

ステップ15:足を作って付ける

粘土を丸めて、すこし棒状にして先端を指でつまんで尖らせるとそれっぽく見えます。

ステップ16:剣と盾以外の細かいパーツを全て取り付ける

盾や鎧、プロテクターみたいなものに模様などを付けたい場合は取り付ける前にやると効率が良いです。

私は取り付けてからやったので少し面倒くさかったです。

ステップ17:全体的にやすりをかけたり、細かい部分の表現をする

剣と盾を付けると他の部分の作業が難しくなるので、付ける前に済ます。

ちなみに足首のリングみたいなのと膝のプロテクター部分の輪っかは細長くちねった粘土です。

ステップ18:剣と盾を取り付ける

先に拳大の大きさの粘土を左右の手首に取り付けて、そこに液状粘土を塗ってから先ずは盾を取り付けて、動かなくなる程度まで硬化させます。

次に剣も同じように取り付けますが、盾よりもその場にキープさせるのが難しいので、逆さまにした状態でドライヤーなどで接合部を温めてやると数分で動かなくなります。

ステップ19:色を塗って完成!

最後に色を塗って完成です!

着色料は何を使っても良いのですが、個人的にはアクリル絵の具をお勧めします(#^^#)