天文学者 ガリレオ・ガリレイについて

ガリレオは16世紀後半からから17世紀中頃にかけて活躍したイタリアの数学者、物理学者、天文学者である。

天体観測に初めて望遠鏡を導入し、人類初と言える本格的な天体観測を行い、様々な業績を残した彼は後世では「天文学の父」と称されている。

なお、輝かしい業績とは裏腹に晩年は教会の権力者たちの権力争いに巻き込まれ、彼の支持した「地動説」を口実に宗教裁判にかけられたり、職を失って金銭的に困窮こんきゅうしたり、自宅軟禁を命じられたり、最愛の長女を失ったり、失明してしまったりと散々な目にあったそうだ。

さて、今回はこのようにガリレオについて私が知っている事や調べた事などを簡潔にまとめて分かりやすく紹介していきたいと思うので、最後まで楽しんで読んでくれたら幸いだ。





ガリレオの基本情報

先ずは生誕や死没など、ガリレオに関する基本的な情報を箇条書でまとめてみよう。

・名前:ガリレオ・ガリレイ(Galileo Galilei)

・生誕:1564年2月15日 フィレンツェ公国(イタリア)ピサ

・死没:1642年1月8日 トスカーナ大公国(イタリア)フィレンツェ郊外(77歳没)

・死因:不明(一般的に病死とされる)

・墓所:イタリア フィレンツェ サンタ・クローチェ聖堂

・配偶者:マリナ・ガンバ

・子供:長女ヴィルジニア・ガリレイ(マリア・チェレステ)、次女リヴィア・ガリレイ、長男:ヴィンツェンツィオ・ガンバ

・主な業績:天体観測に望遠鏡を導入、金星の満ち欠け及び大きさの変化の発見、「地動説」に有利な証拠を多数発見及び論文の発表.etc.


ガリレオにまつわる話

天動説と地動説

天動説」とは地球こそが全宇宙の中心で、その他全ての天体が地球の周りを公転しているとする説であり、これは「天と地と大地は、神が創造した」という旧約聖書の内容から生まれたものである。

一方「地動説」とは宇宙(太陽系)の中心は太陽であり、地球は他の惑星と共に太陽の周りを自転しながら公転しているとする説である。

「地動説」はポーランド出身のカトリック司祭及び天文学者であるコペルニクスが提唱したもので、ガリレオはこの説を後押しする有利な証拠を望遠鏡を導入した天体観測によって多数発見したと言われている。

なお、太陽が宇宙の中心であるとする「太陽中心説」を人類で一番初めに唱えたのは紀元前3世紀頃に活躍した古代ギリシャの天文学者、サモス島のアリスタルコスだそうだ。

宗教裁判

先述した通り、「天動説」とは旧約聖書に基づく説であるため、キリスト教の影響が絶大だった当時のイタリアにおいて「地動説」とは聖書の内容を否定するものであり、教会はその説に多数有利な発見をし、論文にまとめて発表したガリレオを野放しにする事は出来なかった。

故にガリレオは宗教裁判にかけられという訳だ。

そして、判決にて「地動説の間違いを認めなければ死刑」と宣告されたガリレオは信念を曲げて、地動説の間違いを認めざるを得なかったと言われている。

なお、ガリレオがこの裁判の最後に「それでも地球は回っている」とつぶやいたというのは余りにも有名な話である。

失明の原因

ガリレオが失明した原因は望遠鏡で太陽を観察し過ぎたからだと言われている。

というのも、太陽光には紫外線が含まれており、紫外線は眼の表面と裏側に損傷を与えると考えられているからだ。

なお、紫外線は曇りの日でも発せられており、例え太陽が雲で覆われていたとしても空を見上げて太陽を直視するのは危険だそうだ。


ガリレオの名言集

The Bible shows the way to go to heaven, not the way the heavens go.

聖書は我々に天へ行く方法を教えるものであって、どのように天体が動くかを教えるのではない


I have never met a man so ignorant that I couldn’t learn something from him.

私は何も学ぶ事がないほど愚かな人間に出会った事がない


Mathematic is the language with witch God has written the universe.

数学こそが神が宇宙を創造する際に用いた言語だ


You cannot teach a man anything, you can only help him find it within himself.

人にものを教えることはできない。本人自ら気づく手助けができるだけだ


All truths are easy to understand once they are discovered; the point is to discover them.

真実というものは一度発見されてしまえば理解するのは簡単な事だ。難しいのは自ら真実を発見する事だ





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