名:アスモダイ(Asmoday) 別名:アスモデウス(Asmodeus) 序列:32 爵位:王 惑星 :太陽 星座:宝瓶宮(みずがめ座)
もくじ
アスモダイとは
アスモダイとは悪魔学における悪魔の一人で、『ゴエティア』に記載された「ソロモン72柱の悪魔」の1柱を担う魔神である。
『ゴエティア』によると、アスモダイは地獄の魔神72個軍団を支配する序列第32の悪魔、四方を司る四大悪魔のひとり、東のアマイモンの配下にして、偉大なる地獄の魔王であるという。
また、彼は軍旗のついた騎兵槍を手に持ち、地獄の竜に乗り、3つの頭をもつ姿で現れるそうだ。
一つ目の頭は雄牛に、二つ目の頭は人間の男性に、三つ目の頭は雄羊に似ているという。
さらに、彼には蛇のような尻尾があり、また、足にはガチョウのような水かきがあるそうだ。
そして口からは絶えず炎が吹き出ているという。
では次に彼の持つ能力や術者にもたらす恩恵についてだが、彼は人間に諸徳の指輪を授け、さらに数学、天文学、幾何学、あらゆる手工芸を完璧に教授するそうだ。
他にも、術者の問いに真実の答えを与えたり、他者を無敵にしたり、宝物の所在を明かし、それを守護したりもするそうだ。
さて、術者に様々な恩恵をもたらすアスモダイだが、術者は彼(下記)の印章を羊皮紙または金属板に書いて身に着けておかなければならず、もしも怠った場合は彼を従える事は出来ず、恩恵は受けられないそうなので注意されたし。
なお、アスモダイを召喚する際には守るべき幾つかのルールがあるそうで、もしそれらを無視して儀式を進めてしまうと不利益を被る可能性があるという。
下記にそのルールを記載しておくので参考にして欲しい。
ルール1:儀式は外国で行う事
ルール2:儀式の間はずっとアスモダイを自分の足で立たせたままにする事
ルール3:アスモダイが現われた時に彼が帽子または頭飾りを着けていた場合はそれを脱がせる事
上記のルールのほとんどはアスモダイの上司であるアマイモンの干渉を防ぐためであると考えられているようだ。
備考
『地獄の辞典』におけるアスモダイの挿絵
出典 Wikipedia
アスモダイは最も有名な悪魔のひとりで、様々な魔導書や悪魔解説書に古くから登場する強力な悪魔であり、ユダヤ教、キリスト教の聖典である旧約聖書の『トビト記』にもアスモデウスの名で登場している。
また、キリスト教の七つの大罪では色欲を司るそうだ。
色欲とは性的な欲望の事だが、彼の体を構成する牛や羊、ガチョウ、蛇などはいずれも性欲が強いと考えられている動物である。
ちなみに、彼の上司であるアマイモンの配下には他にも序列第33の魔神ガープや序列第70のセーレなども含まれているが、その中でもアスモダイが一番位が高いと言われている。
参考文献
・英語版ゴエティア 英訳:マクレガー・メイザース
・魔導書ソロモン王の鍵 編著者:青狼団
・萌える!ソロモン72柱の魔神事典 著者:TEAS事務所
・Wikipedia等
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