妖精 ゴブリンについて

ゴブリンとは

ゴブリンとはヨーロッパの民間伝承に登場する妖精または精霊の事である。

中世に描かれた話の中には既に登場しており、その歴史は古い。

また近年ではファンタジーものの小説や映画、ゲームなどに多く登場するお馴染みのキャラクターでもある。

性格は邪悪または悪戯好き、容姿は一般的に醜く、背丈は普通の人よりも遥かに小さい姿で描かれる事が多く、また耳などは妖精のイメージに近く、とがっている事が多い。

ちなみに日本だと小鬼天邪鬼がゴブリンの一般的なイメージに近いと言われている。





邪悪?善良?

ゴブリンの性格、気質については先述した通り、邪悪または悪戯好きなイメージが定着しているが、国や地域によって多少異なり、中には密かに人間の家の中を掃除したり、人間に幸福をもたらすとされる善良なゴブリンの存在も伝えられている。

一方で、レッドキャップなどのように人間を好んで殺戮する邪悪なゴブリンの存在も伝えられているので善悪の判断は難しい。

要するに、人間と同じで善いゴブリンもいれば、邪悪なゴブリンもいると言う事だろう。

ちなみにゴブリンは妖精や悪霊デーモンのように魔術や魔法を用いるとされる事も多い。


ゴブリンの近縁種または同一種とされる伝説の生き物

ヨーロッパを中心に世界には様々なゴブリンの存在が民間に伝承されている。

ここでは様々なゴブリンやその近縁種とされる生物についてそれぞれ簡単に説明をしていく。

Hobgoblin ホブゴブリン

ホブゴブリンとはイギリスやスコットランドに伝わるゴブリンの一種で、古くからの伝承では密かに家事を手伝う善良な妖精とされて来たが、後世ではフレンドリーなイタズラ者としてのイメージが定着している。

またゴブリンよりも少し大きいとされている。

Brownieブラウニー

ブラウニーとはスコットランドやイングランド北部に伝わる妖精で、地方によって呼び名が異なる場合があるが、いずれも民家に住み着いてその家を栄えさせるなど善良な妖精として伝えられている。

身長は30cm~1mほどで、茶色のボロを着ていて、髪はボサボサでヒゲは伸ばし放題といった姿で描写される事が多い。

ちなみにサンタクロースの弟子がブラウニーで、歳を取ったブラウニーがサンタクロースになるという伝承もある。

Duende ドゥエンデ

ドゥエンデはイベリア半島やラテンアメリカ、フィリピンに伝わる伝説の生き物で、人間次第で善良にも邪悪にもなると考えられている。

例えばフィリピンではドゥエンデを粗末に扱うとその人の元に不幸が訪れると考えられているので、フィリピンの人達は自分の家に住んでいるドゥエンデの為によく床に食べ物を供えるらしい。

ちなみにDuendeドゥエンデとはスペイン語でゴブリンエルフを意味する言葉である。

Dwarfドワーフ

ドワーフは神話や民話、童話などに登場する伝説上の生物の事である。

主にドイツや北欧の伝承に登場する小人の事で、近年ではゲームなどのファンタジー作品に登場する事も多く、その場合は高度な技術を持った鍛冶屋または力強い戦士である事が多い。

ちなみにドイツ民話の白雪姫に登場する「7人の小人」はドワーフである。

Gnomeノーム

ノームとはゴブリンやドワーフなどと近い関係にあるとされる、ヨーロッパに伝わる大地を司る妖精の事である。

白雪姫に登場する「7人の小人」のモデルであると言われるノームは身長12cmほどの小人で、長いヒゲを生やした老人のような姿をしており、派手な色の服と三角帽子を身につけていると言われている。

また、手先が器用で優れた細工品をつくるなど、高い知性を持っている。

ちなみに普段は地中で生活をしているらしい。





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