ヒグマの倒し方を考察しよう!



ヒグマ(Brownブラウン bearベア)は丸い顔に筋肉で盛り上がった肩が特徴的な大型のクマだ。

日本やロシアなどを含むヨーロッパからアジアにかけてのユーラシア大陸から北アメリカ大陸まで幅広く生息しているようだが、国や地域によって呼び名が変わる場合があり、特に北アメリカ北西部に生息するヒグマの事をハイイログマ(Grizzlyグリズリー bearベア)と呼ぶそうだ。

また、日本には北海道にのみ生息しているが、春から秋にかけてのシーズンは行動が活発になるので人間との遭遇も多くなるという。

今回はそんなヒグマの倒し方を考察していきたいと思うので最後まで楽しんで読んでくれたら幸いだ。

なお、実際に野生動物を悪戯に傷つける事は法律で禁止されているし倫理的にもよろしくないので、あくまで倒し方を考察するだけにしておこう。

ヒグマの基本情報

先ずはヒグマ(オス)の基本的な情報を箇条書きでまとめてみよう。

・体長:2~3メートルほど

・体重:250~500キログラムほど

・生息地:ユーラシア大陸~北アメリカ大陸

・生息域:森林/山岳地帯

・最高速度:40~60km/h

咬合力こうごうりょく:人間の凡そ7~8倍

・木登り:出来る

・水泳:得意

・嗅覚:非常に優れている

・聴覚:非常に優れている

・視覚:人間の方が良い


考察

では、さっそくヒグマの倒し方を考察していきたいと思うのだが、先ず初めに言っておこう。

何の武器も用いずに素手でヒグマと闘って勝つ方法なんてこの世には存在しない。

ヒグマの戦闘力は陸に生息する全動物の中でも間違いなくトップ5に入るほど高いので、丸腰で対峙したならものの数秒でやられてしまうだろう。

恐らく人間はライフルなどの銃火器を携帯して初めてヒグマと対等に闘えるのだろうが、それでは面白くないので、今回は熊槍くまやりを用いたヒグマの倒し方を考察していく事にする。

なお、熊槍とはヒグマを狩る際に用いる猟具の一種であるが、要は槍である。

明治の中頃までは猟銃として火縄銃が用いられる事が多かったそうだが、火縄銃は一発しか撃てないので、昔のマタギは弾丸が外れてしまった時はこの熊槍を用いてヒグマと闘う事もあったそうだ。

では、具体的にどのように熊槍を扱うかについてだが、素人が闇雲に突いたとしても体長2~3メートル級のヒグマに致命傷を与える事は難しいだろう。

そこで、熊槍の使い方をネットで調べてみると、北海道のアイヌマタギに伝わる熊槍の扱い方をそれぞれ一つずつ知る事が出来た。

先ずはアイヌに伝わる熊槍の扱い方から紹介しよう。

彼等(アイヌの狩人)はヒグマが怒ったり興奮した際に立ち上がって威嚇する習性を利用して、直立したヒグマの下にしゃがみ込んで座り、熊槍の柄えを地面に突き立て、矢じりをヒグマの心臓に合わせ、こちらを襲おうとして被さってくるヒグマの体重を生かして、下から熊槍を突き立てて仕留める事もあったという。

無論、成功する確率は決して高くはないだろうが、闇雲に攻撃するよりは遥かに勝率は上がるだろう。

次に、マタギの場合はヒグマの心臓をめがけて一突きし、一度刺したら決して引かずに、そのまま押し通す押し刺し」という熊槍の使い方が伝わっているそうだが、これは仕留めるためというよりは、刺した槍を引いて、ヒグマに反撃される事を防ぐための防衛手段であるとも考えられているそうだ。

どちらの戦法をとるのかは状況に応じて対応した方が良いだろう。


ヒグマの倒し方まとめ

・立ち上がったヒグマの下に潜り込み、相手の体重を利用して下から熊槍で突いて仕留める

・ヒグマの心臓をめがけて一突きし、一度刺したら決して引かずに、そのまま押し通して仕留める





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