オオアナコンダの生態・形態・生息地についてそれぞれ簡単に記述していく

オオアナコンダについて

オオアナコンダは有鱗目ゆうりんもくボア科アナコンダ属に分類される大蛇でアミメニシキヘビとともに世界で最も大きい蛇として知られる。

※記録上の全長はアミメニシキヘビの方が大きいが、同程度の大きさの場合、体重はオオアナコンダの方が重い

ペットとして飼育される事もあり、日本にも輸入されているが、特定動物に指定されているため飼育には地方自治体の許可が必要である。

英語ではgreen anacondaグリーン・アナコンダgiant green anacondaジャイアント・グリーン・アナコンダと呼ばれる。

南アメリカ大陸北部、アマゾン川・オリノコ川流域に分布、生息している。

オオアナコンダは南アメリカの熱帯雨林の水辺に生息する大蛇で、低温や乾燥に弱い。

全長・体重

全長:400~900センチメートル

体重:90~230キログラム

※メスの方がオスよりも大きくなる

※上記の数値は記録上のものなので、非公式のものやまだ発見されていないものを含めれば数値はもっと上がる

実際に2016年には体重400キログラムを超える個体が南米ブラジルで発見されている

身体能力

オオアナコンダは半水棲生物で陸上では動きが鈍いが、水中では滑らかに動く事ができる。

締め付ける力は一説には500~1000キログラム(1t)ほどとも言われているが公式に記録されたものではないので定かではない。

噛む力は猫よりも弱い。

食べ物

オオアナコンダは肉食性で、魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類などを食べる。

大型の個体はカイマンと呼ばれるワニの仲間や生息域の重なるジャガーなども捕食する事が確認されている。

ちなみに同種族であるオオアナコンダを捕食する事もある。

逆にカイマンジャガーに捕食される事も多々あるので、カイマンやジャガーはオオアナコンダの天敵・捕食者とも言える

捕食の仕方

水辺などで獲物を待ち伏せし、大きな体で獲物に巻きつき窒息するまで締め上げて、心臓が止まると獲物を丸呑みにする。

大きな獲物を食べた後は数週間から数ヶ月も食べずにいられる。

人食い大蛇

過去にオオアナコンダが人間を絞め殺したという例は多数あるが捕食した例はほとんど見つかっていないが、

1990年9月27日、ブラジル南部マット・グロッソの奥地で体長10メートルほどのオオアナコンダが農夫を飲み込むという事件が起こったらしい。

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