妖精 ドワーフについて

ドワーフとは

ドワーフとは北欧神話やドイツの民間伝承に登場する伝説上の種族である。

近年ではファンタジーもののゲームやアニメなどに登場するお馴染みのキャラクターとなっており、その際は腕の良い鍛冶屋、屈強な戦士、酒好きの野蛮な種族として描写される事が多い。

しかし、そういったキャラクター像の多くはもともとの北欧神話や童話に登場するドワーフのイメージとは多かれ少なかれ異なる場合がある。

古典的なドワーフのイメージと言えば、三歳児ほどの身長、髪や髭は伸び放題、大きな頭、醜い容姿、老人のような皮膚を持つ種族で、分かりやすく言えば童話「白雪姫」に登場する7人の小人のような感じである。

古くから優れた工芸の技術や採掘の技術を持ち、普段は地中や山地、森などに住むと考えられて来た。

また、北欧神話に登場するドワーフ達は優れた鍛冶職人であり、神々に多くの武具を献上けんじょうしたとされている。

ちなみに古くからの伝承によるとドワーフには男性しかおらず、新たなドワーフは石または粘土から作られるらしい。

英語圏ではdwarfドワーフといい、複数形はdwafsドワーフスまたはdwarves ドワーヴスという。





闇の妖精ドヴェルグ

Dvergrドヴェルグとは北欧神話に登場する妖精、小人の種族であり、ドワーフの原形、モデルとも言える存在である。

また、一説にはDwarfドワーフの語源でもあると言われている。

もともとは巨人の死体から沸いたウジ虫で、神々によって人間の姿と知恵を与えられた種族であり、太陽光に当たると石になってしまうらしく、普段は地中で生活をしているらしい。

ドヴェルグ達は友好的な種族とは言えず、人間に悪戯を仕掛けたり、時には神々と対立するような種族であったという。

しかし、鍛冶の技術に長けており、代価をもらい神々に様々な武具を作ったと言われている。

※つまりドイツの民間伝承や童話に登場するドワーフや現代のドワーフの原形、モデルは北欧神話に登場するドヴェルグであり、鍛冶の技術に長けているなどの特徴はそのままに、他の特徴などは少しずつ原形がなくなっていったと考えられる。


現代のドワーフのイメージ

冒頭で先述したような現代のドワーフのイメージはイギリスの作家J・R・R・トールキン(ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキン)の著書「ホビットの冒険」や「指輪物語」による影響が強い。

トールキンはこれまで伝統的に語られて来た北欧神話やドイツの民話、童話などに登場するドワーフをベースとして、オリジナルのドワーフを自身の著書に登場させた。

また、童話や神話などには登場しなかった女性のドワーなども著書に登場させるなどして後世の創作に大きな影響を与えた。





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