ピューマの生態・形態・生息地についてそれぞれ簡単に記述していく

ピューマについて

ピューマは食肉目ネコ科Pumaピューマに分類される食肉類。

北アメリカでは最大のネコ科動物であるピューマだが、ネコ科の中では、ヒョウやライオンなどのヒョウ亜科ではなく、イエネコを含むヨーロッパヤマネコと同じネコ亜科に属する。

ちなみにPumaピューマには「Cougarクーガー」や「Mountain lionマウンテン・ライオン」など他にもたくさんの呼び名があるが、標準的な英語名は「Cougarクーガー」である。

北アメリカ、中央アメリカ、南アメリカに分布、生息している。

ピューマの生息域は平地から標高3900mの高地まで、湿地の森林地帯から砂漠地帯までと非常に広い。

以前はアラスカなどの寒冷地を除く北アメリカ全土や南アメリカ各地に広く分布していたと言われている。

体長・体重

体長:80~180センチメートル程度

体重:30~100キログラム程度

身体能力

ピューマは四肢の筋肉がとても発達している。

特に後肢は強力で、走りながら12m近くジャンプできる

さらに垂直方向に5m以上も飛び上がれる

走る速度も非常に速く、トップスピードは時速6480kmほどにも達する。

また木に登る事も出来る。

ピューマによる人間への攻撃

ピューマによる人間の死亡事故は非常に稀だが、過去に数件確認されている

最近では2018年に米シアトルの郊外で男性二人が野生のピューマに襲われて、一人が亡くなり、一人は重傷を負った。

特にハイキングやマウンテンバイクなどの山のレジャーを楽しむ人が危険にさらされているようだ。

天敵・捕食者

ピューマの最大の天敵はオオカミであり、オオカミの群れはピューマを襲って捕食したり、ピューマの仕留めた獲物を横取りしたりする。

単独で行動するピューマにとってオオカミの群れは非常に脅威になる。

ちなみに幼獣や年寄りなどの比較的に弱い個体は他の健康な大人のピューマに捕食される事もある。

またハイイログマにも襲われたり、獲物を横取りされる事もある。

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