精霊 ファー・ゴルタについて

ファー・ゴルタとは

ファー・ゴルタとはアイルランドの伝承に登場する精霊の事である。

精霊とは山川、草木などの自然の物に宿る魂を指すだけでなく、死者の魂を指すこともある。

ファー・ゴルタは飢饉ききんの精霊と呼ばれ、その出現は飢饉や干ばつの前触れと言われている。

Irish Gaelicアイリッシュ・ガァェリク(アイルランドのゲール語)でfear gortaファー・ゴルタは「飢えた男」を意味し、名前の通りファー・ゴルタは常に飢えていると言う。

一説によるとファー・ゴルタとは葬儀が行われずに埋葬された死者が精霊として現世に蘇ったものらしい。

また、ファー・ゴルタが埋葬されていた墓の周りに生えている草はhungry grassハングリー・グラス飢えた草と呼ばれ、呪われているそうだ。

その草の上を歩いた者は終わる事のない飢えに苦しむと言う。





見た目

ファー・ゴルタは名前の通り、常に飢えた男なので、ガリガリであるのが特徴だ。

精霊と言っても、要は蘇った死者なので見た目はゾンビと変わらない。

肌が腐っていて、骨からぶら下がっている事もあるそうだ。

また、ボロボロの服を着ている事もあると言う。


物乞い

ファー・ゴルタ飢饉ききんや干ばつの年にアイルランドのカントリーサイドに現れ、人々に物乞いをすると言われていたそうだ。

食べ物や服などを気前良く恵んでくれた人々には永遠の幸福や幸運を与え、反対にファー・ゴルタに何も恵まず、刺激し怒らせた者には永遠の不幸と飢えに苦しむ呪いをかけると言われていた。





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